特集 関節鏡手術の最新の話題
肘関節鏡 上腕骨小頭離断性骨軟骨炎に対する鏡視下手術
島田 幸造
1
1地域医療機能推進機構大阪病院 救急部・スポーツ医学科
キーワード:
自家移植
,
関節鏡法
,
変形性関節症
,
骨軟骨炎-離断性
,
上腕骨
,
掻爬術
,
デブリードマン
,
X線CT
,
肘関節
,
軟骨
,
治療成績
,
腹臥位
,
三次元イメージング
,
滑膜切除
,
手術時体位
,
骨棘
,
関節軟骨修復術
,
骨軟骨移植
Keyword:
Synovectomy
,
Arthroscopy
,
Cartilage
,
Curettage
,
Debridement
,
Elbow Joint
,
Humerus
,
Osteochondritis Dissecans
,
Osteoarthritis
,
Tomography, X-Ray Computed
,
Transplantation, Autologous
,
Prone Position
,
Treatment Outcome
,
Imaging, Three-Dimensional
,
Arthroplasty, Subchondral
,
Osteophyte
pp.56-64
発行日 2017年4月1日
Published Date 2017/4/1
DOI https://doi.org/10.18885/J00282.2017206975
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POINT
①直径10mm以内の軟骨面欠損であれば,鏡視下で術中評価から掻爬まで行うことができる。 ②関節腔内をくまなく観察・処置するために6ポータルで手術を行う。 ③鏡視下での病巣掻爬を行う際は,手術のしやすい体位を選択するべきである。 ④ 鏡視下で手術を開始しても,掻爬後のサイズ計測で病巣が大きい場合などは,無理せず直視 下に移行する。 ⑤術中評価を正しく行えば,良好な予後が期待できる。
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