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これだけは知っておきたい、整形外科的徒手検査法(第16回) 上肢-頸椎 Spurling test、Jackson test
李 徳哲
1
,
帖佐 悦男
1宮崎大学 医学部整形外科
キーワード:
頸椎
,
神経根症
,
整形外科
,
脊椎疾患
,
疼痛測定
Keyword:
Cervical Vertebrae
,
Pain Measurement
,
Radiculopathy
,
Spinal Diseases
,
Orthopedic Procedures
pp.442-443
発行日 2017年4月19日
Published Date 2017/4/19
DOI https://doi.org/10.18885/J00282.2017203080
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Spurling test,Jackson testどちらも頚椎の姿勢により椎間孔が狭小化し,圧迫を受けた神経根 のデルマトロームに一致した上肢への放散痛を誘発させる徒手検査である。1944年にSpurlingら1)が neck compression testとして先立って論文報告し,1949年にJackson2)がhead compression testとして書籍上で報告した。渉猟した範囲では,どの時点で現在の呼称となったかは不明であった。
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