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これだけは知っておきたい、整形外科的徒手検査法(第33回) 脊椎 Scapulohumeral reflex
黒木 修司
1
,
帖佐 悦男
1宮崎大学 医学部整形外科
キーワード:
延髄
,
筋収縮
,
頸椎
,
脊髄疾患
,
脊椎疾患
,
脳疾患
,
異常反射
Keyword:
Cervical Vertebrae
,
Brain Diseases
,
Muscle Contraction
,
Medulla Oblongata
,
Reflex, Abnormal
,
Spinal Cord Diseases
,
Spinal Diseases
pp.1064-1065
発行日 2018年9月19日
Published Date 2018/9/19
DOI https://doi.org/10.18885/J00282.2018341452
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清水敬親による“scapulohumeral reflex(SHR)”は,1993年の『Spine』1)に従来の下顎反射と上腕 二頭筋反射の反射中枢のギャップ(C1 ~C4脊髄節)を埋めうる有効な伸張反射として報告されている (図1)。四肢伸張反射亢進を呈する上位頚椎疾患においてSHR亢進はきわめて高率に検出される他覚 所見であり,同部における延髄脊髄障害をスクリーニングする最も有用な所見と考えられる。
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