特集 U-40のための循環器診療スキルアップ“総合力”を鍛える!
3 病棟
7.「刺激伝導系ペーシングって何なの?」心不全患者の新たなペーシング治療戦略
小野寺 康介
1
1仙台厚生病院不整脈科 兼 循環器内科
キーワード:
刺激伝導系ペーシング
,
左脚エリアペーシング
,
心不全
,
心臓再同期療法
,
ペーシング誘発性心筋症
Keyword:
刺激伝導系ペーシング
,
左脚エリアペーシング
,
心不全
,
心臓再同期療法
,
ペーシング誘発性心筋症
pp.110-117
発行日 2024年11月1日
Published Date 2024/11/1
DOI https://doi.org/10.18885/HV.0000001719
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
近年,生理学的ペーシングとして刺激伝導系ペーシング(CSP)が注目されている。CSPはHis束ペーシング(HBP)と左脚エリアペーシング(LBBAP)に分類されるが,近年特にLBBAPが注目されており,2023年にアメリカ(HRS),2024年に日本(JCS)のガイドラインに記載された。LBBAPは心不全患者における新たなペーシング治療戦略であり,本稿では各ガイドラインの内容を比較し,LBBAPの施行法について解説する。
Copyright © 2024, MEDICAL VIEW CO., LTD. All rights reserved.