特集 U-40のための循環器診療スキルアップ“総合力”を鍛える!
3 病棟
6.「ICDは必要? 不必要?」突然死リスク評価とICD適応判定
石田 祐司
1
1弘前大学大学院医学研究科循環器腎臓内科学
キーワード:
ICD
,
一次予防
,
LGE
,
WCD
,
MADIT-ICD benefit score
Keyword:
ICD
,
一次予防
,
LGE
,
WCD
,
MADIT-ICD benefit score
pp.104-108
発行日 2024年11月1日
Published Date 2024/11/1
DOI https://doi.org/10.18885/HV.0000001718
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植込み型除細動器(ICD)は致死的心室不整脈による心臓突然死を防ぐ確立された治療法である。基礎心疾患がある患者に対する二次予防目的[過去に心停止,持続性心室頻拍(VT),心室細動(VF)が記録されている]のICD植込み適応は推奨クラスⅠとされる。一方で心臓突然死の一次予防目的のICDは初回のVTやVFを防ぐことを目的とするため,突然死リスクの高い患者を見極め,植込み適応を判定することが重要となる。
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