特集 U-40のための循環器診療スキルアップ“総合力”を鍛える!
企画にあたって
佐藤 宏行
1
1東北大学病院循環器内科
pp.5-5
発行日 2024年11月1日
Published Date 2024/11/1
DOI https://doi.org/10.18885/HV.0000001700
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2024年現在,残念ながら内科医は減少傾向にあり,かつて“花形”ともいわれた私たち“循環器医”は,内科系サブスペシャリティのなかでも特に志望者が徐々に少なくなっている。一方,加速化する高齢社会とともに,脳・心血管病といわれる循環器疾患をもつ患者数は年々増加傾向にある。また,わが国の国民医療費の首位を占めていることも向き合うべき一事実であり,循環器診療は今後も絶えることのない,社会的なニーズの高い分野の1つであることは自負すべきである。これらを担う医療全体のレベルアップ・業務効率化はもちろん,若手医師の育成・教育の標準化とその継続性が求められる。
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