特集 U-40のための循環器診療スキルアップ“総合力”を鍛える!
1 ER
1.「ST変化のある胸痛,どうする?」ACSのER初期対応
播磨 綾子
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1虎の門病院循環器センター内科
キーワード:
急性冠症候群(ACS)
,
ST上昇型心筋梗塞(STEMI)
,
非ST上昇型急性冠症候群(NSTE-ACS)
,
door to balloon time
Keyword:
急性冠症候群(ACS)
,
ST上昇型心筋梗塞(STEMI)
,
非ST上昇型急性冠症候群(NSTE-ACS)
,
door to balloon time
pp.6-9
発行日 2024年11月1日
Published Date 2024/11/1
DOI https://doi.org/10.18885/HV.0000001701
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急性冠症候群(ACS),特にST上昇型心筋梗塞(STEMI)では発症後早期に再灌流療法を行うことにより予後を改善させるため早期診断・早期治療が重要であり,door to balloon time 90分以内が目標とされる。一方で,非ST上昇型急性冠症候群(NSTE-ACS)においてはリスクを層別化し,適切なタイミングで侵襲的治療について考慮する必要がある。またACSの診断に至らない低リスクの胸痛患者の帰宅可否の判断についても解説する。
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