特集 肺高血圧治療~今どこに進んでいるのか~
診る6
膠原病性PAHをできるだけ見逃さず,早期に診断するためには
安岡 秀剛
1
1藤田医科大学リウマチ・膠原病内科学
キーワード:
膠原病(CTD)
,
強皮症性肺動脈性肺高血圧症(SSc-PAH)
,
非強皮症性肺動脈性肺高血圧症(non-SSc-PAH)
,
肺血管拡張薬,免疫抑制療法
Keyword:
膠原病(CTD)
,
強皮症性肺動脈性肺高血圧症(SSc-PAH)
,
非強皮症性肺動脈性肺高血圧症(non-SSc-PAH)
,
肺血管拡張薬,免疫抑制療法
pp.342-346
発行日 2024年4月9日
Published Date 2024/4/9
DOI https://doi.org/10.18885/HV.0000001526
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膠原病(CTD)は全身性炎症性疾患で,自己免疫を特徴とする。膠原病性肺動脈性肺高血圧症(CTD-PAH)はPAH全体の半数を占め,CTD自体がリスクで,PAHの罹患率が高く,スクリーニングが可能である。このため,早期発見が生命予後改善の鍵である。治療は病態や自然歴を踏まえたアプローチがとられる。本稿ではこれらについて概説する。
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