特集 循環器疾患 緩和ケアの現状を識る
治す8
心不全患者における緩和ケア
坂本 陽子
1
,
大谷 朋仁
1
,
坂田 泰史
1
1大阪大学大学院医学系研究科循環器内科学
キーワード:
多職種協働
,
在宅医療との連携
,
病みの軌跡
,
Stage Cからの緩和ケア
Keyword:
多職種協働
,
在宅医療との連携
,
病みの軌跡
,
Stage Cからの緩和ケア
pp.350-356
発行日 2021年4月9日
Published Date 2021/4/9
DOI https://doi.org/10.18885/HV.0000000528
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心不全は慢性疾患であるが,急性増悪・回復を繰り返すような特徴的な疾患経過(病みの軌跡)を示す。このような経過の特徴をよく理解したうえで,緩和ケアのニーズの拾い上げやアドバンス・ケア・プランニング(advance care planning:ACP)を行う。この際,多職種によるサポートは有用である。また地域との連携により慢性期療養を支えることは,今後さらに重要性を増すと考えられる。
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