特集2 遺伝子からとらえる腫瘍画像診断
低酸素応答経路と腫瘍−病理篇−
杉本 曉彦
1
,
子安 翔
2
1滋賀県立総合病院 病理診断科
2京都大学医学部附属病院 放射線部
キーワード:
画像病理相関(radiology–pathology correlation)
,
VHL変異腫瘍(VHL–mutated tumor)
,
SDH/FH欠損腫瘍(SDH/FH–deficient tumor)
Keyword:
画像病理相関(radiology–pathology correlation)
,
VHL変異腫瘍(VHL–mutated tumor)
,
SDH/FH欠損腫瘍(SDH/FH–deficient tumor)
pp.868-874
発行日 2024年7月26日
Published Date 2024/7/26
DOI https://doi.org/10.18885/CI.0000001751
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VHL変異腫瘍の組織像には,①淡明な細胞質,②嚢胞形成,③毛細血管増生といった共通の特徴がある。これらは画像所見にも反映されており,病理組織所見を介することで遺伝子機能と画像所見との関連を理解する一助となる。SDHおよびFH欠損腫瘍についても簡単に触れる。
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