特集2 遺伝子からとらえる腫瘍画像診断
クロマチンリモデリングと腫瘍−病理篇−
杉本 曉彦
1
,
子安 翔
2
1滋賀県立総合病院 病理診断科
2京都大学医学部附属病院 放射線部
キーワード:
画像病理相関(radiology–pathology correlation)
,
SMARCA4/BRG1
,
SMARCB1/INI1
Keyword:
画像病理相関(radiology–pathology correlation)
,
SMARCA4/BRG1
,
SMARCB1/INI1
pp.892-898
発行日 2024年7月26日
Published Date 2024/7/26
DOI https://doi.org/10.18885/CI.0000001754
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SMARCA4およびSMARCB1欠損腫瘍は,①未分化,②ラブドイドな細胞形態,③細胞結合性の変化,といった特徴を示すことが多い。ただし,いずれの所見も特異度は低く,しばしば病理診断に難渋する。SMARCA4,SMARCB1以外のSWI/SNF複合体関連腫瘍についても簡単に触れる。
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