特集2 IVRにおけるAIおよびロボット手術
AIとIVRの現状−実際どのように活用しているか−
馬場 康貴
1
1埼玉医科大学国際医療センター 画像診断科
キーワード:
人工知能(arificial intelligence;AI)
,
コンピュータ流体力学(computational fluid dynamics;CFD)
,
IVR(interventional radiology)
Keyword:
人工知能(arificial intelligence;AI)
,
コンピュータ流体力学(computational fluid dynamics;CFD)
,
IVR(interventional radiology)
pp.74-78
発行日 2024年1月26日
Published Date 2024/1/26
DOI https://doi.org/10.18885/CI.0000001550
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IVRにおいて,最新の画像情報を詳細に検証することで起こりうる効果やリスクを最適に評価・予測し,より安全な手技が可能となっている。しかしながら,従来の3Dモデルを用いたシミュレーションでは限界があった。近年,コンピュータ流体力学(CFD)と人工知能(AI)の技術が飛躍的に進歩しつつある。CFDでは高精度な3Dモデルを作成し,血流や医療器具の動態を実験的データと比較しながら高度にシミュレートできるようになっている(Fig.1)。一方,AIでは膨大なデータから学習する深層学習手法で,病状や画像から最適な治療計画を提案し,手術中の支援システムを作ることができるようになってきた。
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