特集 IVRのためのアプローチ超入門
緊急(術後性)疾患のIVRアプローチ
中澤 賢
1
,
宇佐見 陽子
1
,
高橋 大雄
2
,
田島 廣之
1
,
馬場 康貴
1
1埼玉医科大学国際医療センター 画像診断科
2埼玉医科大学病院 放射線科
キーワード:
術後出血(postoperative hemorrhage)
,
IVR(interventional radiology)
,
経カテーテル動脈塞栓術(transcatheter arterial embolization)
,
ステントグラフト内挿術(stentgraft implantation)
Keyword:
術後出血(postoperative hemorrhage)
,
IVR(interventional radiology)
,
経カテーテル動脈塞栓術(transcatheter arterial embolization)
,
ステントグラフト内挿術(stentgraft implantation)
pp.884-895
発行日 2021年7月26日
Published Date 2021/7/26
DOI https://doi.org/10.18885/CI.0000000698
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手術後の緊急IVRにおいて代表的なものとして,術後性出血の止血術と膿瘍,膵液瘻などの液体貯留に対するドレナージ術がある。いずれも再開腹,再開胸を回避することにより低侵襲に合併症を治療するうえで重要な選択肢となっている。本稿では,特に緊急性の高い術後性出血に対する止血術について概説する。
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