私論
若手教育とコンピュータ手術支援
山本 豪明
1
1聖マリアンナ医科大学整形外科准教授
pp.120-120
発行日 2026年2月1日
Published Date 2026/2/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_seikei77_120
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私が股関節外科を志したのは医師になり入局して4年たったころでした.当時,主任教授をされていた糸満盛憲先生は股関節外科にとどまらず,外傷や同種骨移植術,さらには認定骨バンクの設立にまで尽力されており,日々多くの手術を執刀されていました.股関節グループには先輩弟子が多数在籍しており,私などは遠く及ばぬ存在でしたが,何とかして股関節外科医になりたい一心で,実力をつける道を模索していました.そこで当時,医局長をされていた高平尚伸先生に懇願し,出向先でも特に手術件数の多い新潟大学系列の中条中央病院に赴かせていただきました.院長であった祖父江牟婁人先生のもと,2年間で股関節外科手術や多数の外傷症例を経験させていただいたことは,私の礎となりました.初めて出勤して祖父江先生にご挨拶をした日の緊張と高揚感は,今も鮮明に記憶に残っています.
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