Japanese
English
連載 専門医のための症例問題トレーニング
小児整形外科疾患
Pediatric orthopedic disorder
山口 亮介
1
R. Yamaguchi
1
1九州大学病院リハビリテーション科
1Dept. of Rehabilitation Medicine, Kyushu University Hospital, Fukuoka
キーワード:
Legg-Calvé-Perthes disease
,
crescent sign
,
containment treatment
Keyword:
Legg-Calvé-Perthes disease
,
crescent sign
,
containment treatment
pp.465-469
発行日 2024年5月1日
Published Date 2024/5/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_seikei75_465
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症 例.6歳,男児.
主 訴:跛行,右大腿部・膝の運動時痛.
既往歴:特記すべきことはない.
現病歴:2週間前から歩き方がおかしいことに母親が気づいた.次第に跛行が目立ち始め,母親が尋ねると,運動時に右大腿部から膝にかけての痛みがあるとのことで当科を受診した.
身体所見:独歩は可能であったが,跛行があった.右股関節に可動域制限と動作時痛があった.右膝関節には可動域制限,動作時痛がなかった.
画像所見:単純X線像を図1,2に,MRIを図3に示す.
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