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今日の話題
コンドリアーゼの使用経験
Clinical evaluation of condoliase for lumbar disc herniation
藤木 貴顕
1
,
石元 優々
2
,
石口 明
1
,
出口 剛士
1
T. Fujiki
1
,
Y. Ishimoto
2
,
A. Ishiguchi
1
,
T. Deguchi
1
1紀南病院整形外科
2和歌山県立医科大学救急科
1Dept. of Orthop. Surg., Kinan Hospital, Tanabe
キーワード:
condoliase
,
lumbar disc herniation
Keyword:
condoliase
,
lumbar disc herniation
pp.1095-1099
発行日 2020年9月1日
Published Date 2020/9/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_seikei71_1095
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は じ め に
腰椎椎間板ヘルニア(lumbar disc herniation:LDH)は自然消退することが報告されているが,10~30%は手術的治療を要する症例もある1).近年低侵襲化がすすみ内視鏡下ヘルニア髄核摘出術2)や経皮的椎間板摘出術3)などが発展してきているが,患者にとって手術が大きな負担であることにはかわりない.しかしながら2018年に日本でコンドリアーゼが開発されたことで保存的治療と手術的治療の中間的位置づけとして治療を行うことが可能になった.われわれはコンドリアーゼを用いた症例の検討を行った.
© Nankodo Co., Ltd., 2020