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特集 腰椎椎間板ヘルニアに対する化学的融解術NOW
コンドリアーゼを用いた化学的髄核融解術—有効例と不良例
Chemonucleolysis Using for Lumbar Disc Herniation
岡田 英次朗
1
,
鈴木 悟士
1
,
辻 収彦
1
,
渡辺 航太
1
,
中村 雅也
1
,
松本 守雄
1
Eijiro OKADA
1
,
Satoshi SUZUKI
1
,
Osahiko TSUJI
1
,
Kota WATANABE
1
,
Masaya NAKAMURA
1
,
Morio MATSUMOTO
1
1慶應義塾大学整形外科
1Department of Orthopaedic Surgery, Keio University
キーワード:
腰椎椎間板ヘルニア
,
lumbar disc herniation
,
コンドリアーゼ
,
condoliase
,
化学的髄核融解術
,
chemonucleolysis
Keyword:
腰椎椎間板ヘルニア
,
lumbar disc herniation
,
コンドリアーゼ
,
condoliase
,
化学的髄核融解術
,
chemonucleolysis
pp.1071-1077
発行日 2019年12月25日
Published Date 2019/12/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5002201269
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はじめに
2018年8月より腰椎椎間板ヘルニアに対するコンドリアーゼを用いた化学的髄核融解術が保険収載となった.発売前の第Ⅲ相臨床試験1)ではその有効率は70%以上であることが報告されているが,どのような症例がよい適応なのか,議論は熟していないのが現状である.本稿では,腰椎椎間板ヘルニアに対するコンドリアーゼを用いた化学的髄核融解術の有効性について,自験例を中心に文献的考察を加え概説する.
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