特集 大人医師の復習帳―昔の常識,今でも大丈夫?
第2章 循環器
[高齢者の弁膜症]“外科手術” と “カテーテル治療” を選択します
桐山 皓行
1
1東京大学医学部附属病院 循環器内科
pp.594-598
発行日 2026年4月1日
Published Date 2026/4/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika137_594
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弁膜症の今昔
重症の弁膜症に対する薬物治療の効果は限定的です.薬剤ではコントロールがつかない弁膜症の治療方法はかつて “外科手術” しか選択肢がなかったため,個々の患者が外科手術に耐えられる全身状態かどうかが大きな論点でした.現在では,弁膜症に対する “カテーテル治療” が台頭してきたため,患者の全身状態のみならず,年齢・基礎疾患・解剖学的要素を総合的に加味して,“外科手術” か “カテーテル治療” の選択をする必要があります.

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