特集 広く浅く知る白血病―令和になってこう変わった
[Chapter 3] ここまで来た! 白血病の治療
慢性リンパ性白血病
小島 研介
1
1高知大学 医学部医学科血液内科学講座
キーワード:
分子標的治療
,
ブルトン型チロシンキナーゼ(BTK)阻害薬
,
B細胞性リンパ腫-2(BCL-2)阻害薬
,
抗CD20抗体
Keyword:
分子標的治療
,
ブルトン型チロシンキナーゼ(BTK)阻害薬
,
B細胞性リンパ腫-2(BCL-2)阻害薬
,
抗CD20抗体
pp.898-901
発行日 2024年10月1日
Published Date 2024/10/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika134_898
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
★★★慢性リンパ性白血病(CLL)は末梢血リンパ球数の増加とリンパ節腫脹,肝脾腫を特徴とする.
★腫瘍細胞はCD5陽性かつCD23陽性のB細胞(CD19,CD20陽性)で,κ,λいずれかの表面免疫グロブリン軽鎖を発現する.
★★★iwCLLガイドラインで活動性・症候性病態と判断されれば治療介入を考慮する.
★★★新規分子標的治療により多くの患者で長期生存が得られるようになった.
★★★:一般内科診療で必要な内容,★★:総合内科専門医試験レベルの内容,★:専門性の高い内容
© Nankodo Co., Ltd., 2024