特集 大きく進歩した造血器腫瘍の診断と治療
慢性リンパ性白血病
佐伯 恭昌
1
,
小島 研介
1高知大学 医学部血液内科学講座
キーワード:
p53遺伝子
,
変異
,
白血病-慢性B細胞性
,
Immunoglobulin重鎖遺伝子
,
Ibrutinib
,
Venetoclax
,
Acalabrutinib
Keyword:
Leukemia, Lymphocytic, Chronic, B-Cell
,
Genes, p53
,
Mutation
,
Acalabrutinib
,
Genes, Immunoglobulin Heavy Chain
,
Venetoclax
,
Ibrutinib
pp.787-790
発行日 2021年6月1日
Published Date 2021/6/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00697.2021232218
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<Headline>1 慢性リンパ性白血病は、末梢血中のモノクローナルなリンパ球の増加を特徴とする造血器悪性腫瘍であり、しばしば無症候性で、健診などで白血球数に異常を指摘されて見つかることが多い。2 慢性リンパ性白血病の治療は、p53異常をはじめとした分子異常に応じて行われる。3 イブルチニブやベネトクラクスなどの新規低分子化合物の登場によって、慢性リンパ性白血病の予後は近年大幅に改善している。
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