特集 保存期慢性腎臓病と透析期のステージに応じた診療のポイント
[Chapter 2] 輸液・電解質異常への対応
保存期CKDと透析期の患者への輸液の違い
小竹 徹
1,2
,
小島 茂樹
2
1稲城市立病院 腎臓内科
2聖マリアンナ医科大学 腎臓・高血圧内科
キーワード:
CKD患者
,
維持輸液
,
是正輸液
,
高カロリー輸液
Keyword:
CKD患者
,
維持輸液
,
是正輸液
,
高カロリー輸液
pp.36-39
発行日 2023年7月1日
Published Date 2023/7/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika132_36
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
▪輸液を行う目的を明確にして治療を開始する.
▪処方の組み立ては「維持輸液」と「是正輸液」に分けて考える.
▪保存期CKDおよび透析期の患者では,正常腎機能者よりも詳細に体液量や電解質組成などをモニタリングし,処方を調節することが必要である.
▪高カロリー輸液はできるだけ症例に応じて組み立てる.
© Nankodo Co., Ltd., 2023