Japanese
English
特集 栄養療法とformula
中心静脈栄養法(TPN)のformula
Formula of total parenteral nutrition
東口 髙志
1,2
,
五嶋 博道
1,2
,
根本 明喜
1,2
,
池田 剛
1,2
,
山口 由美
2
,
大川 光
2
,
中井 りつ子
2
Higashiguchi Takashi
1,2
1尾鷲総合病院外科
2尾鷲総合病院NST&Clinical Path Complex(NCC)
キーワード:
中心静脈栄養
,
輸液組成の決定法
,
輸液剤
,
高カロリー輸液
,
キット製剤
Keyword:
中心静脈栄養
,
輸液組成の決定法
,
輸液剤
,
高カロリー輸液
,
キット製剤
pp.619-627
発行日 2003年5月20日
Published Date 2003/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407101384
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中心静脈栄養法(total parenteral nutrition:TPN)は,どのような症例に対しても施行可能で,経口・経腸栄養に比べて水分やカロリーの出納が明確であるため選択しやすい栄養管理法である.しかし,TPNに頼るあまり不用意に長期絶食を強いると,消化吸収能や腸管由来の免疫能の低下のほか,カテーテル敗血症などの致死的な感染症を惹起することがあり,その適応は慎重に判定されなければならない.
そこで本稿では,TPNのformulaを輸液剤の組成・内容だけでなく,TPN施行の適応や標準的な輸液剤の選択方法,さらに実際の管理方法についても概説する.
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