特集 保存期慢性腎臓病と透析期のステージに応じた診療のポイント
[Chapter 4] 合併症・併存疾患がある患者への対応
保存期CKDから透析までの栄養管理
神田 英一郎
1
1川崎医科大学 医学部
キーワード:
慢性腎臓病(CKD)
,
末期腎不全(ESKD)
,
protein energy wasting(PEW)
,
蛋白質制限
Keyword:
慢性腎臓病(CKD)
,
末期腎不全(ESKD)
,
protein energy wasting(PEW)
,
蛋白質制限
pp.108-112
発行日 2023年7月1日
Published Date 2023/7/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika132_108
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▪CKD患者の低栄養は,protein energy wasting(PEW)とよばれる状態にある.
▪保存期の治療が透析患者の生命予後に影響する.
▪食事療法の効果は患者の状態によって異なる可能性がある.
▪食事療法の内容はガイドラインを参照するが,腎予後だけでなく生命予後や栄養状態も考慮し,各患者の状態に応じて決定する.
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