特集 エキスパートがお答えします! 日常臨床のあるあるの疑問
第6章:内分泌
骨粗鬆症の薬が多くありますが,どのように使い分ければよいでしょうか?
小川 純人
1
1東京大学大学院 医学系研究科老年病学
pp.541-544
発行日 2022年9月1日
Published Date 2022/9/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika130_541
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お答えします 「骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン2015年版」(骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン作成委員会)では,骨粗鬆症治療薬に関するエビデンス,原発性骨粗鬆症の薬物治療開始基準,治療薬選択,治療効果の評価管理に関して記載されています.骨粗鬆症治療薬の選択に際しては,骨粗鬆症の診断や骨代謝マーカーの活用とともに,既存脆弱性骨折の有無,骨折危険性,服薬アドヒアランスなどを考慮し,上記ガイドラインに基づいた適切な薬剤選択,および定期的な治療効果の評価を行います.
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