特集 循環補助と呼吸補助 臨床で有効活用するためのポイント
治す7
IABP とPCPS はどのように使い分ければよいか?
奥村 貴裕
1
1名古屋大学医学部附属病院重症心不全治療センター
キーワード:
IABP
,
PCPS
,
血行動態
,
distal perfusion
,
離脱
Keyword:
IABP
,
PCPS
,
血行動態
,
distal perfusion
,
離脱
pp.340-347
発行日 2020年4月9日
Published Date 2020/4/9
DOI https://doi.org/10.18885/HV.0000000157
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近年,心原性ショックや重症心不全に対し,内科医が装着可能な補助循環デバイスの選択肢が広がってきた。デバイス選択はもとより,装着手技のみならず装着後の適切な管理が重要視され,循環器内科医こそ機械的補助循環に関する正しい知識を習得しなければならない。本稿では,大動脈内バルーンパンピング(intra-aorticballoon pumping:IABP)および経皮的心肺補助(percutaneous cardiopulmonary support:PCPS)の血行動態上の特徴と使い分け,管理法について概説する。
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