特集 胆道・膵疾患を診る―早期診断・早期治療のために
ここまで進んだ膵がん早期診断
膵がん早期診断のための病診連携
池田 守登
1
,
花田 敬士
1
,
栗原 啓介
1
,
清水 晃典
1
,
田妻 進
2
1JA尾道総合病院 消化器内科
2JA尾道総合病院
キーワード:
早期診断プロジェクト
,
MRCP
,
EUS
,
危険因子
Keyword:
早期診断プロジェクト
,
MRCP
,
EUS
,
危険因子
pp.49-53
発行日 2022年7月1日
Published Date 2022/7/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika130_49
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Summary
▪膵がんの早期診断には「膵癌診療ガイドライン」に記載されている危険因子と診断アルゴリズムを踏まえ,効率的にスクリーニングを行うことが重要である.
▪2007年から開始された「膵癌早期診断プロジェクト」(尾道市医師会)の成果として,早期診断例の増加,外科切除率の改善,膵がん5年生存率の改善を認めている.
▪国内の他地域でもそれぞれの医療状況に合わせた膵がん早期診断プロジェクトが展開されている.
© Nankodo Co., Ltd., 2022