特集 いま知っておきたい! 内科最新トピックス
第2章 循環器
onco-cardiology:ますます重要になる循環器病学と腫瘍学の連携
向井 幹夫
1
1大阪国際がんセンター成人病ドック科
キーワード:
心毒性
,
治療関連心機能障害
,
がん関連血栓症
,
がんサバイバー
Keyword:
心毒性
,
治療関連心機能障害
,
がん関連血栓症
,
がんサバイバー
pp.424-427
発行日 2020年9月1日
Published Date 2020/9/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika126_424
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Summary
・がん治療の進歩に伴いがんと循環器の両者を診療する腫瘍循環器学が注目されている.
・多くの抗がん薬は心毒性を有しており腫瘍循環器医による迅速な対応が必要である.
・がん診療において腫瘍医を中心として腫瘍循環器医や多職種のチーム連携により患者ごとのオーダーメード的治療を行う.
・がん患者の予後が改善する一方で,がん治療の長期化とがんサバイバーにおける晩期心毒性への対応が新たな問題となっている.
© Nankodo Co., Ltd., 2020