連載 プライマリーケア医のがんの診かた ~かかりつけ患者さんのがんと共にたたかうために~
第13回 かかりつけ患者さんに対するがんの支持療法:よくあるケースを知っておこう その⑥
公平 誠
1
1公平病院腫瘍内科
pp.1509-1518
発行日 2019年7月1日
Published Date 2019/7/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika124_1509
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日常診療では小児から高齢者まで下痢を主訴に病院を受診する患者さんがいらっしゃいます.下痢はウイルス感染による急性胃腸炎が多いですが,がん患者さんやがんサバイバーの方ではがんやがん治療に関連する下痢の場合があります.手術,薬物療法,放射線療法などの治療中あるいは治療後に下痢が発生し,QOLを損なうことも少なくありません.
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