特集 輸血2018―限りある資源を安全に,有効に活用するために
トピックス
iPS細胞から輸血用血小板製剤を量産する方法の開発経緯
石井 彰
1
,
江藤 浩之
1
Akira ISHII
1
,
Koji ETO
1
1京都大学iPS細胞研究所
キーワード:
iPS細胞
,
巨核球
,
血小板
,
再生医療
Keyword:
iPS細胞
,
巨核球
,
血小板
,
再生医療
pp.829-832
発行日 2018年10月1日
Published Date 2018/10/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika122_829
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Summary
▪再生医療による血小板産生戦略として,iPS細胞技術を用いて不死化巨核球前駆細胞株(imMKCL)を樹立した.
▪imMKCLから産生される血小板を臨床に応用するため,血小板製造過程に関連した創薬および大量培養装置の研究を行ってきた.
▪imMKCLから得られた血小板を用いた臨床試験に向け,さまざまな基準・指針が求められている.
© Nankodo Co., Ltd., 2018