特集 じっくりじんわり神経診察―実臨床での胆力をつけるために
基本的な診察法
運動系 ①:麻痺・腱反射の評価
廣瀬 源二郎
1
Genjiro HIROSE
1
1浅ノ川総合病院脳神経センター
キーワード:
動作
,
麻痺
,
Mingazzini試験
,
Barré試験
,
Babinski徴候
Keyword:
動作
,
麻痺
,
Mingazzini試験
,
Barré試験
,
Babinski徴候
pp.1105-1109
発行日 2018年12月1日
Published Date 2018/12/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika122_1105
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Summary
▪麻痺の評価は軽度の片麻痺診断が重要で,その検査法としてMingazzini試験とStrümpell試験が有用である.
▪腱反射の評価ではわずかの左右差を上下肢でみつけ,これに足底反射試験でBabinski徴候をみつけることで錐体路障害の完全把握ができる.
© Nankodo Co., Ltd., 2018