1枚のシェーマ
ロボット支援下手術黎明期
梶原 直央
1
1東京医科大学八王子医療センター呼吸器外科
pp.278
発行日 2023年4月1日
Published Date 2023/4/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_kyobu76_278
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呼吸器外科領域のロボット支援下手術は東京医科大学病院で2010年3月から開始され,肺腫瘍や縦隔腫瘍を中心に1年間で12例実施された.本例は11例目にあたり,はじめての後縦隔腫瘍に対するロボット支援下手術であった(図1,2).当時は,これまでの報告や経験をもとにda Vinci機器やポートの位置,アプローチ法などを試行錯誤しながら,定型手術化をめざしていた黎明期であった.
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