Japanese
English
綜説
尿路変向術の歴史と変遷―黎明期からロボット時代へ
The historical changes of urinary diversion from open surgery to robot-assisted totally intracorporeal procedure
古家 琢也
1
,
中根 慶太
1
,
髙井 学
1
,
加藤 大貴
1
,
飯沼 光司
1
Takuya Koie
1
,
Keita Nakane
1
,
Manabu Takai
1
,
Daiki Kato
1
,
Koji Iinuma
1
1岐阜大学大学院医学系研究科泌尿器科学分野
キーワード:
尿路変向術
,
変遷
,
ロボット手術
Keyword:
尿路変向術
,
変遷
,
ロボット手術
pp.695-705
発行日 2021年9月20日
Published Date 2021/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413207328
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要旨
本稿では,尿路変向術の歴史を振り返るとともに,現在行われるようになってきたロボット支援体腔内尿路変向術についても解説をした.今の主流である回腸導管,新膀胱,尿管皮膚瘻でさえも,これまでさまざまなtry and errorがあり,一方で消えていった多くの尿路変向術も存在する.尿路変向術の歴史を振り返ることで,われわれが実際行っている尿路変向術がいかに安定した成績を残せているかを実感していただければ幸いである.
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