Report The San Antonio Breast Cancer Symposium (SABCS)参加レポート
国際学会から,患者・市民参画(patient and public involvement:PPI)を考える
渡邊 知映
1
1昭和大学保健医療学部
pp.420-423
発行日 2024年7月1日
Published Date 2024/7/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_kango29_420
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2023年12月5~9日に,米国テキサス州のサンアントニオにて,サンアントニオ乳がんシンポジウム(The San Antonio Breast Cancer Symposium:SABCS)が開催された.このシンポジウムは,世界中の乳がん臨床にかかわる医療者,研究者,支援者が集まり,5日間にわたって最新の乳がん研究結果について議論する学術集会である.今回は102ヵ国から1万人以上が参加し,日本からも乳がん診療に携わる医師や研究者が多く参加した.筆者は,ポスター発表(図1)の機会をいただいたが,そのほかにもネットワーキング,教育イベントなど,朝7時から夜9時までぎっしりと盛りだくさんの内容であった.
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