リレーエッセイ こちら“がん看護CNS”奮闘中! ~CNSの役割を言語化する~ 【6】
OCNS同士の交流・情報共有に焦点をあてて
OCNSの役割を言語化する ~リレーのアンカーより~
長谷川 久巳
1
Kumi HASEGAWA
1
1国家公務員共済組合連合会虎の門病院看護部/がん看護専門看護師,日本専門看護師協議会理事
pp.754-755
発行日 2020年11月1日
Published Date 2020/11/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_kango25_754
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自己紹介
私は2002年にOCNSの認定を受けました.認定を受けた当時,日本のCNSは全国で50名にも満たない状況で,所属施設においても初のCNSでした.所属施設では,主任看護師,外来管理看護師長,緩和ケアチーム専従看護師を経て,2014年には看護部次長となり,現在は専門・認定看護師等担当次長という役職で,緩和ケアチームの看護師としてベッドサイドですごしつつ,院内の専門・認定等看護師の支援,看護部全体のマネジメントにも携わるという立場にあります.
また,現在日本専門看護師協議会(以下,協議会)の理事をしています.協議会は2007年に発足し,2017年には一般社団法人となりました.その目的は,「専門看護師が自らの高度実践の質保証や活動の場の拡大に取り組み,看護の質の向上を図ること,そして国民の健康の維持・増進のための政策提言を行い,その実現に向けて活動すること」1)です.私も立ち上げのときからかかわらせてもらい,今にいたります.本リレーエッセイは,協議会のがん看護のメンバーが第33回がん看護学会学術集会の交流集会を契機に連載として企画したものです.
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