Japanese
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特集 MIS時代にこそ理解しておくべき開腹手術の知識・技術
III. 肝胆膵脾
2.胆囊摘出術におけるMISについて理解しておくべき開腹手術の知識・技術
Knowledge and techniques of open surgery for minimally invasive surgery in cholecystectomy
松村 優
1
,
久野 泰孝
1
,
岡田 拓真
1
,
大久保 悟志
1
,
進藤 潤一
1
,
橋本 雅司
1
M. Matsumura
1
,
Y. Kuno
1
,
T. Okada
1
,
S. Okubo
1
,
J. Shindoh
1
,
M. Hashimoto
1
1虎の門病院消化器外科
キーワード:
胆囊摘出術
,
視野確保
,
困難症例
,
鏡視下手術
Keyword:
胆囊摘出術
,
視野確保
,
困難症例
,
鏡視下手術
pp.1282-1288
発行日 2025年11月1日
Published Date 2025/11/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka87_1282
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鏡視下における胆囊摘出術では視野の制限,触覚の制限,鉗子の制限といった開腹手術とは異なる状況がある.特に視野の制限は,鏡視下手術ならではの術中損傷につながるため,どのような危険があるのかを理解しておくことは重要である.困難症例に対して開腹手術で用いられる技術を流用する場合,それらの制限をどのようなかたちで修正して適応するのか,そして鏡視下でpitfallになりやすい点,それをカバーする方法を紹介する.

© Nankodo Co., Ltd., 2025

