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特集 外科修練医必携 これだけは押さえておきたい外科日常診療の基礎
II. 腹部救急の診断・治療
2. 急性腹症
2)各論 ④消化管穿孔
Diagnosis and treatment of gastrointestinal perforation
今泉 佑太
1
,
衛藤 謙
1
Y. Imaizumi
1
,
K. Eto
1
1東京慈恵会医科大学下部消化管外科
キーワード:
急性腹症
,
消化管穿孔
Keyword:
急性腹症
,
消化管穿孔
pp.528-534
発行日 2024年4月20日
Published Date 2024/4/20
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka86_528
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要旨
・腹部救急領域において消化管穿孔は遭遇する頻度が高く,診断や治療の遅れが死に直結する疾患である.
・また消化管穿孔の原因は多岐にわたるため,外科医はさまざまな可能性を考慮しつつ適切な診断,治療を迅速に行うことが求められる.
・本稿では,食道穿孔を除く,上部・下部消化管穿孔の項目ごとに診断や治療,術式などについて提示する.
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