Japanese
English
特集 外科修練医必携 これだけは押さえておきたい外科日常診療の基礎
I. 周術期管理
2. 周術期感染症
1)外科感染症の診断と対策
Diagnosis and control of surgical infections
岡本 好司
1
K. Okamoto
1
1北九州市立八幡病院外科/消化器・肝臓病センター
キーワード:
手術部位感染
,
遠隔部位感染
Keyword:
手術部位感染
,
遠隔部位感染
pp.414-418
発行日 2024年4月20日
Published Date 2024/4/20
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka86_414
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
要旨
・外科感染症には,当初から治療目的となる感染症と手術部位感染(SSI)や遠隔部位感染(RI)などの術後感染症がある.
・SSIとは,手術操作が直接及ぶ部位に発生する感染症をさし,感染が及んだ部位別に表層切開創SSI,深部切開創SSI,臓器/体腔SSIに分類される.
・RIには,呼吸器感染症,尿路感染症,抗菌薬関連性腸炎,ドレーン感染症,カテーテル関連感染症などがある.
・診療ガイドラインを遵守して,外科感染症管理を行うべきである.
© Nankodo Co., Ltd., 2024