Japanese
English
誌上シンポジウム 整形外科術後感染の実態と予防対策
手術部位感染に対する術中対策
Prevention of Surgical Site Infection. Intraoperative Issues
高橋 寛
1
,
横山 雄一郎
1
,
飯田 泰明
1
,
勝呂 徹
1
,
和田 明人
1
Hiroshi Takahashi
1
,
Yuichiro Yokoyama
1
,
Yasuaki Iida
1
,
Toru Suguro
1
,
Akihito Wada
1
1東邦大学医学部整形外科
1Toho University School of Medicine, Department of Orthopaedic Surgery
キーワード:
手術部位感染
,
surigical site infection
,
予防
,
prevention
,
脊椎手術
,
spine surgery
Keyword:
手術部位感染
,
surigical site infection
,
予防
,
prevention
,
脊椎手術
,
spine surgery
pp.997-1001
発行日 2009年10月25日
Published Date 2009/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408101604
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手術部位感染(surgical site infectoin,SSI)に関与する因子は多岐にわたる.環境を含めた医療従事者側の因子,内科的疾患の既往,嗜好品などの患者側の因子に大きく分けられる.これらに関する予防対策は,術前,術中,術後の対策に分けることができる.本稿では,術中にわれわれが行っている対策に関して述べた.術中の対策は,医療従事者の服装,手術手技,患者の全身管理,手術室環境に分けられる.SSIの発生率を低下させるためには,これらに関してスタッフが一丸となって注意し,対応しなくてはならない.
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