Japanese
English
特集 消化器良性疾患に対する外科治療update
III. 肝胆膵
1.巨大肝囊胞に対する外科治療update
Surgical treatment of giant liver cysts
藤 智和
1
,
楳田 祐三
1
,
高木 弘誠
1
,
安井 和也
1
,
木村 次郎
1
,
山田 元彦
1
,
永井 康雄
1
,
藤原 俊義
1
T. Fuji
1
,
Y. Umeda
1
,
K. Takagi
1
,
K. Yasui
1
,
J. Kimura
1
,
M. Yamada
1
,
Y. Nagai
1
,
T. Fujiwara
1
1岡山大学消化器外科
キーワード:
肝囊胞
,
開窓術
,
腹腔鏡手術
,
ICG蛍光法
Keyword:
肝囊胞
,
開窓術
,
腹腔鏡手術
,
ICG蛍光法
pp.347-354
発行日 2024年4月1日
Published Date 2024/4/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka86_347
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単純性肝囊胞のほとんどは治療を要しないが,巨大な囊胞では周囲臓器の圧排による症状を認めることがあり治療介入が行われる.腹腔鏡下囊胞開窓術は侵襲も少なく短期成績が良好で第一選択として広く行われている.開窓部の閉鎖による再発を防ぐためには十分な囊胞壁切開が必要であり,インドシアニングリーン蛍光法を用いた術中ナビゲーションが胆道損傷回避に有用である.
© Nankodo Co., Ltd., 2024