Japanese
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特集 消化管間質腫瘍（GIST）の診断と治療の最前線
II. 各論
2. 治療
4）転移・再発GISTの治療 ②GIST肝転移の治療
The treatment of liver metastasis from gastrointestinal stromal tumor
千代田 武大
1
,
河口 義邦
1
,
長谷川 潔
1
T. Chiyoda
1
,
Y. Kawaguchi
1
,
K. Hasegawa
1
1東京大学医学部附属病院肝胆膵外科・人工臓器移植外科
キーワード：
転移性GIST
,
GIST肝転移
,
手術
,
肝切除
Keyword:
転移性GIST
,
GIST肝転移
,
手術
,
肝切除
pp.160-168
発行日 2024年2月1日
Published Date 2024/2/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka86_160
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消化管間質腫瘍（GIST）肝転移の治療の中心はimatinib mesilateをはじめとする分子標的治療薬である．GIST肝転移に対する手術は分子標的治療薬と組み合わせることで予後を改善する可能性があるが，根拠となっているのは後ろ向き研究が中心で，手術の有用性は不確かである．手術が予後を改善しうる患者の選択基準や手術と分子標的治療薬を組み合わせる治療戦略について引き続き検討が必要である．
© Nankodo Co., Ltd., 2024
