発行日 2001年9月1日
Published Date 2001/9/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2002076322
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消化管GISTの再発は肝転移が多くその治療は予後を左右する.治療の第一選択は肝切除術による完全切除であり予後延長効果を認め,長期生存を得る可能性もある.ただし残肝再発は高率であり再切除が必要となることも多い.肝転移に至る迄の期間と肝臓以外の転移の有無が予後因子として重要である.また腹膜再発は肝に次いで多くみられ,腹膜播種に対しても積極的に切除することで予後延長が期待できる
©Nankodo Co., Ltd., 2001