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特集 エキスパートから学ぶ大腸癌に対するロボット支援下手術の実際
8.ロボット支援結腸切除手術における体腔内吻合術
Intracorporeal anastomosis in robot-assisted colectomy
岡村 亮輔
1
,
板谷 喜朗
1
,
前川 久継
1
,
肥田 侯矢
1
,
小濵 和貴
1
R. Okamura
1
,
Y. Itatani
1
,
H. Maekawa
1
,
K. Hida
1
,
K. Obama
1
1京都大学消化管外科
キーワード:
ロボット
,
大腸癌
,
体腔内吻合
Keyword:
ロボット
,
大腸癌
,
体腔内吻合
pp.1428-1434
発行日 2024年12月1日
Published Date 2024/12/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka86_1428
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低侵襲アプローチによる大腸手術が普及するにつれ,体腔内吻合(ICA)は重要な選択肢となりつつある.特にロボット支援手術との相性がよいとされるが,細菌汚染や吻合部狭窄といった手技的安全性,また腹膜播種といった腫瘍学的安全性の懸念もある.本稿ではICAの報告を考察し,当科におけるロボット支援手術の実際の手技を解説する.安全な導入にはチームでの入念な事前シミュレーションが不可欠と考えている.
© Nankodo Co., Ltd., 2024