特集 ロボット支援結腸癌手術の現在地
Ⅱ.各論 6)ロボット支援結腸癌手術における体腔内デルタ吻合のコツと工夫
上畑 恭平
1
,
岡田 倫明
1
,
稲本 将
1
,
桂 隆介
1
,
西田 和樹
1
,
野村 明成
1
1大阪赤十字病院消化器外科
キーワード:
ロボット支援結腸癌手術
,
体腔内吻合
,
デルタ吻合
Keyword:
ロボット支援結腸癌手術
,
体腔内吻合
,
デルタ吻合
pp.1651-1658
発行日 2024年9月15日
Published Date 2024/9/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000004071
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近年,腹腔鏡下結腸癌手術の再建方法として体腔内吻合の安全性と有用性に関する報告が数多くある1, 2)。さらに,ロボット支援結腸癌手術に関する報告も増加傾向にあり,体腔内吻合は結腸癌手術の再建手技として広く普及しつつある3, 4)。わが国では,2022年4月に結腸癌に対するロボット支援手術が保険適用となり,体腔内吻合はさらに普及することが予想される。
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