Japanese
English
特集 肝胆膵外科領域のロボット支援下・腹腔鏡下手術
I. 肝臓
6.再肝切除のコツと注意点
Minimally invasive repeat hepatectomy
伊藤 心二
1
,
湯川 恭平
1
,
別城 悠樹
1
,
本村 貴志
1
,
戸島 剛男
1
,
吉住 朋晴
1
S. Itoh
1
,
K. Yugawa
1
,
Y. Bekki
1
,
T. Motomura
1
,
T. Toshima
1
,
T. Yoshizumi
1
1九州大学消化器・総合外科
キーワード:
再肝切除
,
ロボット支援手術
,
腹腔鏡下手術
,
低侵襲手術
Keyword:
再肝切除
,
ロボット支援手術
,
腹腔鏡下手術
,
低侵襲手術
pp.1288-1295
発行日 2024年11月1日
Published Date 2024/11/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka86_1288
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再肝切除に対するロボット支援や腹腔鏡下手術といった低侵襲手術では,前回手術内容の把握や,術前3Dシミュレーションをもとにした精密な術前準備が重要である.低侵襲再肝切除は,適切なポート配置による癒着剝離,肝十二指腸靱帯のテーピング,インドシアニングリーン(ICG)蛍光法を用いた腫瘍の同定により安全に施行が可能である.再肝切除においても低侵襲手術は有用であり,合併症の軽減と良好な治療成績が期待される.
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