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特集 肝胆膵外科手術における術中トラブルシューティング
II. 胆道
2.高度癒着・炎症を伴う胆囊摘出術のポイント
The key points of cholecystectomy with severe adhesions or inflammation
青木 悠人
1
,
大城 幸雄
1
,
川野 陽一
1
,
中村 慶春
1
,
吉田 寛
2
Y. Aoki
1
,
Y. Oshiro
1
,
Y. Kawano
1
,
Y. Nakamura
1
,
H. Yoshida
2
1日本医科大学千葉北総病院外科・消化器外科
2日本医科大学消化器外科
キーワード:
腹腔鏡下胆囊摘出術
,
高度癒着
,
炎症
,
急性胆囊炎
Keyword:
腹腔鏡下胆囊摘出術
,
高度癒着
,
炎症
,
急性胆囊炎
pp.900-908
発行日 2023年7月1日
Published Date 2023/7/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka85_900
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腹腔鏡下胆囊摘出術(laparoscopic cholecystectomy:LC)は,緊急で施行されることも多く,消化器外科医であれば専門を問わず誰もが安全に施行できる必要がある術式である.近年では上腹部手術後や多数の開腹歴があるなど高度の癒着が予想される症例や炎症を伴う症例であっても,LCが選択され,安全に施行されている.本稿では,高度癒着や炎症を伴うLC手技のポイントについて述べる.
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