Japanese
English
臨床報告・1
完全内臓逆位症に併存した急性胆囊炎に対して腹腔鏡下胆囊摘出術を施行した1例
Laparoscopic cholecystectomy for acute cholecystitis with complete situs inversus:A report of a case
田中 浩史
1
,
山本 穣司
1
,
永井 基樹
1
,
前田 清貴
1
Hiroshi TANAKA
1
1千葉西総合病院外科
キーワード:
内臓逆位症
,
急性胆囊炎
,
腹腔鏡下胆囊摘出術
Keyword:
内臓逆位症
,
急性胆囊炎
,
腹腔鏡下胆囊摘出術
pp.843-846
発行日 2006年6月20日
Published Date 2006/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407100482
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はじめに
内臓逆位症は6,000~8,000出生に1例とされる稀な先天性異常である1)が,日常臨床において診療する機会もあると考えられる.今回,完全内臓逆位症に併存した急性胆囊炎症例に対して腹腔鏡下胆囊摘出術(以下,LC)を施行したので,若干の文献的考察を加えて報告する.
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