Japanese
English
特集 消化管癌機能温存手術のすべて
II. 各論
3. 大腸
4)Ulcerative colitis-associated neoplasiaに対する機能温存手術
Function-sparing surgery for ulcerative colitis-associated neoplasia
岡林 剛史
1
,
崎本 優里
1
,
原 良輔
1
,
松井 信平
1
,
清島 亮
1
,
茂田 浩平
1
,
北川 雄光
1
K. Okabayashi
1
,
Y. Sakimoto
1
,
R. Hara
1
,
S. Matsui
1
,
R. Seishima
1
,
K. Shigeta
1
,
Y. Kitagawa
1
1慶應義塾大学外科
キーワード:
潰瘍性大腸炎関連腫瘍
,
腹腔鏡下手術
,
大腸全摘術
,
UCAN
Keyword:
潰瘍性大腸炎関連腫瘍
,
腹腔鏡下手術
,
大腸全摘術
,
UCAN
pp.86-93
発行日 2023年1月1日
Published Date 2023/1/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka85_86
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潰瘍性大腸炎に対する薬物療法の進歩に伴い,ulcerative colitis-associated neoplasia(UCAN)に対する手術を行う機会が増えている.UCANに対する手術は若年者に行うことも多く,機能温存に対する十分な配慮を要する.腫瘍占居部位と深達度に応じてリンパ節郭清範囲を決定し,肛門括約筋温存の適否を決定する.しっかりとした術前診断と経肛門的直腸間膜切除術(taTME)の応用は機能温存手術において重要である.
© Nankodo Co., Ltd., 2023