Japanese
English
症例
慢性アルコール性肝障害が併存したParvimonas micra膿胸の1例
A case of pleural empyema caused by Parvimonas micra associated with chronic alcoholic liver dysfunction
石川 進
1
,
和田 友祐
2
,
峯岸 健太郎
3
,
柴野 智毅
3
,
大関 雅樹
3
,
遠藤 俊輔
3
S. Ishikawa
1
,
Y. Wada
2
,
K. Minegishi
3
,
T. Shibano
3
,
M. Ozeki
3
,
S. Endo
3
1さいたま記念病院/大宮中央総合病院外科
2大宮中央総合病院外科
3自治医科大学さいたま医療センター呼吸器外科
キーワード：
Parvimonas micra
,
膿胸
,
胸腔ドレナージ
,
慢性肝障害
Keyword:
Parvimonas micra
,
膿胸
,
胸腔ドレナージ
,
慢性肝障害
pp.1149-1155
発行日 2023年9月1日
Published Date 2023/9/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka85_1149
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Parvimonas micraによる膿胸の報告例は本邦では2例のみとまれ1，2）であるが，治療には胸腔内搔爬手術を要することが多い．今回，慢性アルコール性肝障害が併存したParvimonas micra膿胸症例に対して，抗菌薬および利尿薬投与に併せて長期の胸腔ドレナージを行い，保存的に治癒しえたので報告する．
© Nankodo Co., Ltd., 2023
