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特集 原発性肝癌診療ガイドラインを読み解く
II. 肝内胆管癌診療ガイドライン2021年版
5．肝内胆管癌に対する薬物治療
Chemotherapy for unresectable or recurrent biliary tract cancer
井岡 達也
1
,
新藤 芳太郎
1
,
徳光 幸生
1
,
松井 洋人
1
,
松隈 聰
1
,
中島 正夫
1
,
山田 健介
1
,
永野 浩昭
1
T. Ioka
1
,
Y. Shindo
1
,
Y. Tokumitsu
1
,
H. Matsui
1
,
S. Matsukuma
1
,
M. Nakajima
1
,
K. Yamada
1
,
H. Nagano
1
1山口大学
キーワード：
肝内胆管癌
,
胆道癌
,
薬物治療
Keyword:
肝内胆管癌
,
胆道癌
,
薬物治療
pp.998-1002
発行日 2022年8月1日
Published Date 2022/8/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka84_998
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胆道癌は難治癌の一つであり，集学的治療により，その予後の改善が期待される領域である．一方で，膵癌化学療法と比較して，胆道癌に対する抗悪性腫瘍薬化学療法の開発は遅れており，本邦で保険承認されている抗悪性腫瘍薬は非常に少ない．近年，日本から胆道癌に対する化学療法についての大きなエビデンスが相次いで報告され，日常診療に変化が訪れている．
© Nankodo Co., Ltd., 2022
