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特集 原発性肝癌診療ガイドラインを読み解く
II. 肝内胆管癌診療ガイドライン2021年版
3.肝内胆管癌の診断
Imaging diagnosis of intrahepatic cholangiocarcinoma
藤永 康成
1
Y. Fujinaga
1
1信州大学画像医学教室
キーワード:
肝内胆管癌
,
CT
,
MRI
,
進達度
Keyword:
肝内胆管癌
,
CT
,
MRI
,
進達度
pp.980-989
発行日 2022年8月1日
Published Date 2022/8/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka84_980
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2020年に発刊された肝内胆管癌診療ガイドラインには,画像診断に関して4つのクリニカルクエスチョン(CQ)が記載されている.ポイントは,腹部超音波検査,CT,MRIが診断に有用な画像検査であること,T因子の診断には造影CT,gadolinium ethoxybenzyl diethylenetriamine pentaacetic acid(Gd-EOB-DTPA)造影MRIが有用であること,リンパ節転移の診断にはCT,MRI,FDG-PETが有用であること,肺転移の診断にはCTが,骨転移の診断には骨シンチグラフィやFDG-PETが有用であることである.
© Nankodo Co., Ltd., 2022